・今になって、保険料が負担になってきた。
・一部分だけ、保障を削ることはできる?
・保障の内容、途中で変更することはできる?
本日は保険の見直しを検討しているお客様へ。
もう少し保険料を抑えたい!
保険に加入するとき。
「この保障もあったほうが安心できるかも」
「万が一の時は、これくらいのお金は必要だよね」
担当者さんにおススメされるままに色々な保障を付けて契約した、今の保険。
加入したときにはあまり気にならなかったけれど、子どもにお金がかかるようになったり、生活スタイルが変わって家計の見直しをしていたら、あれ?なんだか保険料が高い気がする!
え?そもそもこんなに保険料を払ってるんだっけ?
・・・こんな感じで、今の保険料を安くできないか、相談をしてこられるお客様、結構います。
(書類だけじゃなく、各種相談も承っています!大変だけどやりがいのある対応です)
「ちゃんと保険のこと、考えてくれているんだな」と思いますし、見直しすること自体、すごくいいことだと思います。
中の人の立場でこんなこと言ってはアレなんですが・・・保険料の掛け金が高すぎる人が多いと思う。
「大きい金額をかけていたほうが、万が一の時は儲かる(?)よね!」
という気持ちで気合を入れて加入した方もいるかもしれませんが、掛け金がその人の負担にならないのがベストだと思っています。
一度加入すると、見直しするにしても勇気がいるというか。腰が重いというか。
個人的には、当選しないことを願って持つ宝くじ的な位置づけにあるのが保険商品だと思っています。
なので、保険料を抑えたいとか。
今みたいに大きな保障はいらない、半分くらいにならないかな?とか。
最初はこの保障を付けたけど、その保障を丸ごと削ったりできないかな?とか。
・・・よく思いついていただきました!
声を大にして伝えたい。
お持ちの契約によっては、今の保険料を下げられる可能性、あります!!
保障の金額を下げたり、部分的に保障を削ることはできる?
できます!!
「一部解約」という手続きの呼び方をしているところが多いです。
ただし、一部解約が出来るかどうかというのは、お持ちの契約によりますが。
どういうことかと言いますと、それぞれの保険商品には、一番ミニマムなライン、つまり最低保証金額というものがあります。
例えばなのですが↓
商品A(医療保険) ⇒ 入院日額5000円が最低保証金額
商品B(がん保険) ⇒ がん診断一時金100万円が最低保証金額
商品C(死亡保険) ⇒ 死亡時の保険金100万円が最低保証金額
上のように、それぞれの商品には、必ず保険会社が設定したボーダーラインというものが存在します。
最低保証金額までなら、保障の金額を下げることで、保険料が安くなる。
商品Aの医療保険で、入院日額を1万円で持っている方がいたとして、入院金額を5000円に下げると、今の保険料の支払いが半分になる。
ということです。
あとは、特約部分の保障を解約することで、保険料が安くなる。
・・・ん?特約(とくやく)って何?
って、今思いましたよね・・・
実は保険というのは、主契約+特約という組み合わせで出来ています。
主契約(しゅけいやく)が土台の保障で、特約(とくやく)が上乗せのオプション保障というイメージです。
例えば商品Cの保険を持っていたとして
主契約 ⇒ 死亡保障100万
特約 ⇒ 入院・手術の時の一時金を10万うけとる
こんな風に主契約+特約で持っていたら、特約部分だけの解約ができます。
オプションの保障がなくなった分、保険料が安くなるということです。
(特約はつけていなくて、主契約だけでお持ちの方もいらっしゃいます)
保障の内容自体を変えることはできる?
先ほどのお話の続きになりますが、保険商品自体が、主契約+特約の組み合わせで出来ている・・・
このことを頭にいれておくと、保障の内容を変えることもできます。
主契約は土台の基礎の部分なので、決まった金額ラインまでの金額の変更しかできませんが、特約部分は今付けている保障部分を解約したり、逆に違う特約を付けなおしたりということが可能です。
商品によって付けられる特約も決まっていること。
なんでも自由に組み合わせられるわけではないこと。
特約を新しくつけるときには、健康状態の報告や追加の保険料の支払いも必要になること等・・・
各保険会社でルールはありますが、それでも、保障内容を変えることが出来る可能性があることは、頭の隅っこに知識としてあると良いかなと思います。
まとめ
保険は主契約+特約で出来ていて特約部分だけ解約することができる。
主契約には、各商品ごとに設定されたボーダーラインがあり、そこまでは金額を下げられる。
今回は、この2つ。
お持ちの契約の、保険証券を見て頂くと、主契約と特約部分でそれぞれ記載されていると思いますので、そこから色々ご検討ください。
実際に見直しができるか、見直しした後の新しい保険料がいくら程度になるのかは、カスタマーセンターに問い合わせしたり、担当者さんに相談すると分かります。
オペレーターの私が例えば見直し相談を受けたとして、よっぽど特殊な契約じゃなければ、試算するのは2分もかからないです。
「どうしたらいいかな?」「どう思う?」とお話が盛り上がって、通話が30分コースになることもあります。
最終的に決断をされるのはもちろんお客様ですが、ご縁があってお話を伺ったり、頼っていただけることが、本当に嬉しく思います。
こんなことできるかな?と思った時には、是非相談してみてくださいね!
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